注目キーワード
  1. WEB
  2. デザイン
  3. SEO

「新型コロナワクチン」打つ自由と打たない自由

 

任意接種とは、自分の意思で決められるということ

 実は、新型コロナワクチンは、「任意接種」って知っていましたか?

 わかりやすく言うと「強制じゃない」と言うことです。

 打つか打たないか、自分で決めていいのです。

 ちなみに私の職場の特養でも、「打たない」と言う選択をした入居者の家族や職員が約1割くらいいました。理想としては、100%接種が目標でした。

ですが「打たない」と言う選択をした方が、接種をして副反応が酷かったりしたら私に責任は取れません。打つことを勧めてしまったら後悔するでしょう。

hitomi<br>
hitomi

なので、職員や入居者様の職員から相談があったら「無理しなくていい」と言うようにしています。感染予防対策さえしっかりしてくれれば問題ないです。可能な限り接種してくれたらとても安心で助かるのもホントです・・・・。

施設としては接種して欲しい本音

 ワクチンを廃棄しない。無駄にしない。そう言う責務も施設にはあります。

 1つの瓶に5人分でワクチンはやってきます。なので、5の倍数で人数を揃えないといけません。入居者様と職員合わせてちょうど5の倍数になることなて都合の良いことありません。

 ワクチン数の調整は、前日もしくは当日のギリギリまでしています。

 全国民の希望者に全員接種するまでは、ワクチンは無駄にできないのです。

 ◉1回目接種して入居者様のご家族よりが2回目接種前に「打ちたくない」と言う相談がありました。

 入居者様は、意思表示が難しい方でしたのでご家族のご意向で接種が決まります。

 何度か、お電話で連絡を取り合った結果。「接種する」ということになりました。私は、接種を勧めることはしませんでした。ご家族はどうしようかとても悩んでおられました。というのも1回目の接種ごに副反応は特になかったけど「なんとなく不安、2日目は重い副反応が出るんではないか?」ということだったからです。

hitomi
hitomi

わかります。なんとなく不安な気持ち。だって、私もですから。とても不安です。

悩みまくった結果、ご家族より「接種する」という連絡が来ました。

 ◉職員でも同じように2回目の接種を辞めたい。という相談がありました。

 施設として、なんとか接種して欲しいようでした。

1人分余る。

1回目の方を探すしかない。

見つかったとしても2回目のワクチンの確約はできない。

その方の2回目を確保するためには、1人分のみの確保はできない(1瓶で5人分)ので新たに残りの4人分を探して保健所に5人にしてお願いしないといけない。

じゃあ、その4人の方の2回目は?

無限のループの予感・・・

 1人分のワクチンを探すために、このようなことはできるだけ避けたい。

結果相談してきた職員は「打たない」と言うことになりました。それでよかったと思います。

ワクチン確保のために打ちたくない人を打つというのもちょっと違うと思います。

その後のことは私たちの仕事です!と、上司と励まし合ってなんとかワクチン希望者につなげることとなりました。

hitomi
hitomi

その後のことは私たちの仕事!

気持ちを切り替えて、5の倍数の法則のためにワクチン接種できていなかった補欠の方ににつなげることができました!

ただ、その補欠の方は2回目までのワクチンまでは準備できないので3週間後に接種できるかは未定です。年齢や持病の有無に従って必ず順番が回ってくるのでそのときに2回目を打つということになりそうです。

最後に

新型コロナワクチン接種。私の職場の特養も2回目を打ち終わる方が、8割を超えてきました。

入居者様も職員も順調に進んできました。後もう少しで、希望者全員に接種が終了します。

順調と書きましたが、その中には上記のようなエピソードもありつつです。それも乗り越えた結果。「順調」ということにさせていただきました。

大袈裟な話、過半数の方が接種したくないということになるとまた困るんですけどね・・・・。

後もう少し、最後まで気を抜かずに。

自分もまだ終わってないので、自分の経験もまた書かせていただきます。

最新情報をチェックしよう!