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【幸運なひと】前編視聴後感想 自分だったらどうする?自分事として考えてしまった

こんばんは!しいです。

ネタバレ注意です!!

持病を持っていると、人の生き死にに直結する物語を敬遠してしまう時期があります。

そして、なぜだか今度は自分の病気をどう向き合っているのか?を知りたくなる時期が出てきます。

4月4日放送回を視聴しました。NHKのドラマ「幸運なひと」のあらすじを読んで始めは見ないでスルーしようと思いましたが、ちょっと間を置いてみることにしました。

その感想を書いていきます。

・自分自身や身近な人が闘病中、ドラマを通して感情や考え方を共有したい。
・がん患者の生き方について知りたい。
・幸運なひとの感想を共有したい。

幸運なひと』とは

以下、出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

幸運なひと』(こううんなひと)は、2023年3月6日の21時から22時29分にNHK BSプレミアムおよびNHK BS4Kで放送されたテレビドラマ。

子どものことを先延ばしにしてきた共働きの夫婦が、夫ががんを患ったことで「命の時間が子どもを授かるタイムリミット」という現実に直面し、キレイ事なしに向き合って夫婦関係を再構築していく姿を描く。

ドラマ本編終了後、同日の22時29分から22時59分に、同局でがんの当事者や家族と生田や多部が対話するドラマの舞台裏を記録したドキュメンタリー番組が放送された。

 

もし、突然がんと言われたら自分ならどんな選択をするか?

 もし、余命が宣告されるくらいステージが進んでいるがんと言われたら、自分はどんな選択をするか?深く深く、考えました。

治療をするのか?しないのか?
何が大切なのか?

医療者は、患者の意思を尊重します。
治療の選択肢を提供します(治療しないという選択肢も含めて)。
わかります。私も看護師なので。施設看護師は、医師の代わりに大変厳しいことを入居者様のご家族へお伝えすることもあります。
今後の選択肢について説明します。
ただ、決めるのはご本人とご家族様です。

深刻な病気を患うと、どうしたらいいのか?わからないのが人間らしい反応だと思っています。

決めるのは「自分」

難しいですね。主人公拓哉もものすごく悩んでいましたね。最初は、抗がん剤治療はしないと言っていました。妻の咲良は、医療の進歩を信じて治療を希望していました。

家族でも方向性が違う。どんなに頑張っても、結局は「死」しか待っていない。そこに向けてどう向き合うのか?自分だったらどう決める?

答えは出ません。なぜなら、まだがん宣告されていないから。
自分事として経験して初めてこのことを考えることができるのだと思っています。

 

ドラマの中の医師について

病院ガチャ・担当医ガチャ これは、あると思います。
担当になった医師が、どれだけ自分の病気や自分について親身になってくれるか?話を聞いてくれるか?ここが大切です。

物語に出てくる医師は一見クールで淡々としている様子でしたが、がん治療に常に希望を抱いている情熱のようなものを感じました。
きっと医師も悔しい思いをたくさんしてきていると思います。
ステージⅣの方に宣告するのも精神が疲弊すると思います。
宣告慣れしないように日々努力しているはずです。

妻の咲良が「医療のプロなんだから!」と声を荒げていました。
確かに、医療に関してはプロなんですが、治療をするかしないかは患者さんなんですよね。治療の副作用に耐えるのは患者さん、治療せずに日々を送るのも患者さん。人生の重要な選択に寄り添うことしかできない。

ただ、あきらめていないと感じています。新しい治療法が見つかるまで1日でも長く生きることが大切だと主張されていました。

話をしっかり聞いてくれるドラマの中の医師は、自分の感情を入れない努力をしながら患者に寄り添うタイプなのかな?と感じました。

 

医師の「残念ながら〜」から始まる説明は本当に残念な話

 

私も、子宮筋腫全摘前の麻酔医からの説明の時に「残念ながら弁膜症のある方は麻酔による副作用リスクは高まります」とか「残酷なことを言うようだけどこの薬は一生飲まなければならない」とか何度か「残念ながら」から始まる説明を受けました。

この言葉から始まる説明をこの先何度聞くのだろうと思うと怖いですね。

 

大切な人に八つ当たりしてしまう

 

自分の病気を知っている家族や友人が励ましてくると「イラッ」とくるんですよね。ものすごくわかります。
咲良が励ましたり支えようとすると拓哉は突き放します。何度かそんなシーンがあります。

自分自身が病気を受け入れることができないのに分かったような態度を取られることで「所詮、『ひとごと』だからこんなこと言えるんだよ」と優しさを受け入れられないんですよね。

私はガンではなく肺塞栓ですが、この病名を告げられた人しかこの心の葛藤はわからないと今でも思っています。

でも、近くで支えてくれる家族や友人に当たってしまうことは本当に良くないですね。ごめんね。と何度も謝りました。

 

仕事がある、役割があるのは幸せなこと

拓哉は学校の先生。これから、どんなストーリーになって行くのか分からないけど、仕事があるのはありがたいことだけど病気と戦いながら、仕事を続けられるのか?治療に専念するのか?どういう選択を拓哉はするのでしょう?

経済的に余裕があれば、治療に専念したいところです。ですが、仕事をすると言うことは家族以外の人と触れ合う機会が持てる。社会とのつながりが持てる。役割が持てるんです。「仕事が出来る」ことで「生きている」ことが実感できる。日常生活を送れることが愛おしいと思うのです。

これは、若くしてがんになった方だけでなく持病を持っている方にも言えることだと思います。いつまで続けられるのか?タイムリミットが来るまでは、できるだけ普通でいたいと願うのです。拓哉もそうするのか?

 

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後半も楽しみ

楽しみといったら語弊があると思いますが、拓哉と咲良がどんな人生を歩んでいくのか?
赤ちゃん産むのかな?抗がん剤の治療するのかな?どんなふうに生きて行くのかな?
肺塞栓治療中の今の私は、二人の人生にとても興味があります。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

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